【京都・美術館】日本画が見られる美術館おすすめ3選!特徴と作家を解説します!

【京都・美術館】日本画が見られる美術館おすすめ3選!特徴と作家を解説します!

こんにちは、日本画家の酢田こいちです。

今回は京都で日本画が見られる美術館をご紹介していきます。

京都といえば、たくさんの時代を経たものたちの集まるところです。

日本画も初めのころの作品は、現代までに多くの時代を通ってきています。

また、京都で生まれて江戸で流行った流派や

京都で生まれて京都で代々続く流派などがあります。

やはり京都で生まれた文化や作品を

京都で見るというのは特別なことではないでしょうか?

 

そのため京都でしかみられない作品も多くあり、

ぜひ京都へ出向く際は

そこでしかみられない作品を

目の前で直接感じてみると何か発見や面白い気づきなどがあるかもしれません。

お出かけの際には

ぜひ参考にしてみてくださいね。

企画展は高頻度で開催されているもののみのご紹介です。

また、実際に行かれる際には

常設展も展示替えや美術館のスケジュールなどあると思いますので、

それぞれ紹介する公式ホームページを確認してみてください。

それでは一緒に見ていきましょう!

 

1:京セラ美術館

非常に大きな美術館で、さまざまな企画展や

イベントが行われているので

通年でたくさんの作品や展示を見ることのできる美術館です。

季節も合わせてさまざまな変化や

企画を楽しむのにぴったりな美術館といえます。

 

今回ご紹介する日本画だけでなく

村上隆などの現代アート、染織作家の公募展なども行われており

とても活気があります。

場所

京都市京セラ美術館  〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 124

京都市美術館 別館    〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町 13

 

行き方

電車の最寄りは、

京都市営地下鉄東西線「東山駅」

京阪「三条駅」

地下鉄東西線「三条京阪駅」

 

バスは市バスで、

JR・近鉄・地下鉄「京都駅」から

A1のりば→5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車

D2のりば→86系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車

 

阪急「京都河原町駅」から

Eのりば→46系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車

Hのりば→5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車

 

京阪「三条駅」から

Dのりば→5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車

 

見られる作品・作家

 

梶原緋佐子:大正から昭和にかけて活躍した女性の美人画家です。

竹内栖鳳:江戸時代に生まれ昭和前期(戦前)まで日本画を盛り上げた人物です。

田村宗達:大正時代に洋画を普及させた洋画家で、洋画も日本画も描いた人物)です。

 

時期によりみられる作家、

作品は変わるようですのでぜひホームページから見てみてくださいね。

 

京セラ美術館ホームページ

京セラ美術館instagram

 

2:福田美術館

嵯峨嵐山にある和と現代建築のかけ合わさったモダンな建物です。

江戸絵画や日本画に

さまざまな角度からフォーカスを当てた

面白く楽しい企画展示が多い印象を受けます。

気軽にも、勉強としても出向くことのできる美術館ではないでしょうか。

 

福田美術館が所蔵する

作品群の企画展が多い印象なので、

本当にここでしか見られない作品を見ることができる

素敵な体験ができる場所といえます。

 

場所

〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16

 

行き方

嵐電(京福電鉄)「嵐山駅」より徒歩4分

阪急嵐山線「嵐山駅」より徒歩11分

JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」より徒歩12分

 

見られる作品・作家

 

伊藤若冲:江戸時代の画家で、現代でも非常に人気のある作品を多数残しています。

下村観山:明治生まれの日本画家で、現在の東京藝術大学に一期生として入りました。

木島櫻谷:明治から昭和初期に活躍した四条派の日本画家です。

竹久夢二:大正時代の独特な美人画で有名な日本画家です。

 

福田美術館ホームページ

 

3:松柏美術館

上村松園から始まり、

息子の上村松篁、孫の上村淳之らの作品を収蔵する美術館です。

展示作品は主に

上村松園、松篁、淳之の作品を取り扱っていますが

公募展の展示なども行われています。

一年を通して上村松園から続く美しい作品を楽しめる貴重な美術館です。

場所

〒631-0004 奈良県奈良市登美ヶ丘2丁目1−4

行き方

近鉄奈良線〈学園前駅〉

北口バスターミナル5・6番のりばからバスに乗車
〈大渕橋(松伯美術館前)〉にて下車

 

見られる作品・作家

上村松園:日本で女性初の文化勲章を受章した日本画家です。息子、孫も日本画家として活躍しました。

上村松篁:上村松園の息子です。息子の上村淳之とともに松柏美術館へ作品を寄贈しました。

上村淳之:上村松園の孫(上村松篁の息子)です。四季と鳥を組み合わせた作品が有名です。

 

松柏美術館ホームページ

 

まとめ

今回は、京都で日本画を見ることのできる美術館をご紹介してきました。

京都は日本画が発展した場所でもあります。

 

古くから残る建物や歴史を感じながら

日本画の生で見ることでわかる

作品の力や

迫力を体感していただけるのではないでしょうか。

 

京セラ美術館、福田美術館、松柏美術館と

三者三様でそれぞれ企画展や常設展を行っていますので

行かれる際はぜひホームページから確認してみてくださいね。

それでは、素敵な日本画ライフを!

この記事が良いと思ったらシェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です