もくじ
パブリックドメイン・商用利用可能な日本画が見られるおすすめサイト4選
今回は商用利用のできる
パブリックドメインのアート作品、画像を公開しているサイトをご紹介していきます!
サイトによってルールは違いますので、ひとつずつ確認しながら
うまくパブリックドメインを使っていきましょう!
パブリックドメインとは?
そもそもパブリックドメインとは何かというと
アート等(以下著作物といいます)
の創作者(以下著作者と言います)には著作権という権利があります。
これは、著作者と著作物を保護するためのものです。
著作者が亡くなってから70年後に、その権利はなくなります。
その権利がなくなった状態の著作物のことを「パブリックドメイン」といいます。
例えば、
葛飾北斎は江戸時代に生きた絵師ですから、
亡くなってから100年は確実に経っています。
葛飾北斎の作品を使った和柄のグッズや洋服、着物などあると思いますが
これは誰もその著作物の権利を持っていない=パプリックドメインになっています。
著作権のない作品たちだから服にしたり、グッズにしたりができます。
メトロポリタン美術館公式ホームページ
THE METROPOLITAN MUSEUM
例の写真とクレジット
日本の作品も多く所蔵されており、
著作権フリーでクレジット表記いらずの作品が見つかります。
検索結果は検索するものにもよりますが広めです。
より詳しく絞って調べたい方には詳細検索もあり充実しています。
日本語でヒットする場合もありますが英単語で調べた方がヒット率が上がります。

NDLイメージバンク
掲載画像は全て著作権が切れています。
クレジット表記をすれば転載ができます。
サイト内ではテーマ、カテゴリ別に分けられていて、
犬や富士山、朝顔図説などそれぞれまとめて見ることができます。

出典:屋代弘賢『古今要覧稿』[82],写. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2552372 (参照 2024-05-09)(https://www.ndl.go.jp/landmarks/index.html)
出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」
ロサンゼルス・カウンティ美術館
検索する際は「Show public domain images only」にチェックを入れて検索すればパブリックドメインの作品のみに絞って探すことができます。
浮世絵が多く収蔵されており、葛飾北斎や柳川重信、歌川豊国の作品も見ることができます。

赤富士 Image via www.lacma.org (http://collections.lacma.org/)
South Wind, Clear Dawn Alternate Title: 凱風快晴 Series: Thirty-six Views of Mount Fuji Descriptive: “Red Fuji”
Japan, circa 1830-1831Prints; woodblocks Color woodblock print
URL www.lacma.orgを含めてクレジットを表記すれば使用できるようです。
詳しくはこちらをご覧ください LACMA
ニュージーランド国立博物館

Woman viewing a silhouette, 1856-61, by Utagawa Sadahide. Purchased 2016. Te Papa (2016-0008-40)
(Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa)
まとめ
今回は、商用利用が可能な日本画が見られる
おすすめのサイトを4つご紹介してきました。
再度確認すると、
パブリックドメインとは
アートなどの製作者のいる物、著作物に対して存在する
「著作権」という
著作者と著作物を保護するための権利が
なくなったものを言う言葉です。
著作者が亡くなってから70年後に、
著作権(著作者と著作物を保護するための権利)はなくなりますので
著作者が亡くなってから70年以上たったものを
「パブリックドメイン」といいます。
パブリックドメインになっているものは、
日本画だけでなくさまざまなジャンルのアート作品や、工芸品など
いろいろなものがありますので、
興味がある分野のパブリックドメインを探してみるのも
面白いかもしれませんね。
それでは、良い日本画ライフを〜〜
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